今や製造業も「品質」「スピード」を求められる時代。
あなたの会社は検査についてどのように取り組まれていますか?
実際のところ
不良品がでないのであれば
検査なんかしたくないんだよ。
そんな声が聞こえてきそうです。
たしかに製造上不良品がでなければ検査なんてしなくていいです。
しかし、現実問題、そうはいきません。
これでは長期ビジョンがありません。
不良品が出てしまうから、
検査をしなければいけない。
こういった後ろ向きな考えで検査体制をつくろうとしてもうまくいくはずがないのです。
あなたの会社は
検査について真剣に考えたことありますか?
製造工程で不良品が
大量生産部品であればあるほど、自動化しなければならない。
この2点をしっかりと認識することから、外観検査や、寸法検査ははじまります。
すべてを自動化することが理想ですが、
費用的にも、技術的にも実現するのは難しい。
そこでアクティブでは、「人間」「検査装置」それぞれの
得意分野をうまく共存させ、
より効率のよい検査体制を作ることを推奨いたします。
まず、「人間」と「検査装置」の得意分野、不得意分野を考えます。
人間。それは「目」でみて「脳」で検査を行います。
特に「脳」は認識能力が高く、大変優秀で、応用も利きます。
チェック項目さえしっかりとしたフォーマットを用意しておけば、かなりの精度で不良品を見つけ出すことができるでしょう。
1人で処理できる量はさほど多くありませんが、それこそ人数でカバーする人海戦術が使えます。
しかし、人間は、長時間同じ作業を続けるということが得意ではありません。
そのため休憩をとらなくては集中力がもちません。
休憩をとっていたとしても、一日中おなじ作業ばかりしていると、ついぽかミスをしてしまうなんて事もあるでしょう。
では「検査装置」はどうでしょうか?
検査装置。それは「装置」と「プログラム」ですが、要は「機械」です。
「機械」が得意なことは少なく、残念ながら応用も利きません。
ただ単調に指示したことをひたすら続けるということが得意です。
想定内のものなら人間のようにぽかミスをすることも、ありません。
休憩など必要ありませんし、検査内容によっては処理スピードは人間の何十倍、何百倍にもなります。
いかがでしょうか?
「人間」と「検査装置」は得意分野が大きく異なりますね。
このことから、品質を保つため、外観検査、寸法検査は
人間と検査装置がコラボレーションすることで、
より効率よく品質をあげることができるのです。
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検査すべてを自動化できない | ![]() |
機械が得意なものだけ自動化する |
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人と機械のコラボレーションが成功のカギ | ![]() |
人が得意なところは人に任せる (機械が苦手なところ) |
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想定内NGモードの流出は
(人ではいつ、何が流出するかはわからない) |
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想定外NGモードは1回は流出するが 対策すれば以後は流出しない |
「検査装置」の中でも画像による自動検査装置を導入するにあたり、知っておきたいポイントは大きく2点あります。
「搬送系(メカ&プログラム)」と、「画像処理プログラム」です。
検査装置は「検査対象物を検査位置へ搬送する動き」と「画像処理プログラムの精度」によって大きく差がでます。
アクティブでは搬送系、画像処理プログラムをカスタマイズするため、精度の高い自動検査ができます。
ここで大切なことがもう一つ。
初期導入時に精度の高い自動検査を行うためには、「どれだけ多くの不良品データ」を入手し、プログラムに組み込むか。にかかってきます。
今、お持ちの不良品(NG品)はできるだけ多く保存をお願いいたします。
そのNG品を元に検査装置導入時に検証を行います。
この時点で「どれだけの種類の不良品のデータを入手できるか」が、導入初期時における検査装置の精度を大きく左右します。
株式会社アクティブの画像検査装置はフルカスタマイズです。
汎用検査装置との比較では、価格、納期では若干劣りますが、その他の面では優位性を持っています。
納期は標準4ヶ月かかるため汎用の画像検査装置にはかないません。
価格は高いように見えますが、搬送系を含めた装置なので、トータルとしては割安になるケースもあります。
オーダー画像検査装置は、オリジナル(手作り)の装置とプログラムなので試運転時にプログラムを微調整することができるのも大きな特徴です。 量産品(月産10万個超)で、製品寿命が長い製品の品質検査でお困りの方。
そのまま人海戦術で検査を行うのか、
一部自動化をするほうがいいのか。
一度真剣に考えてみませんか?
お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
御社が今、抱えている問題をお伺いし、ご提案をさせていただきます。
アクティブでは以下のような自動検査装置を導入し、製造業の皆様のお手伝いをさせていただいております。
これらの製品はすべて御社の製品・部品に合わせカスタマイズをすることで、より精度が高い検査装置として導入していただいております。
「自社の製品は特殊なので目視検査を自動化することは無理だ」と、
あきらめず、まずはお気軽にお問い合わせください。
量産部品の寸法検査を±5μm(ミクロン)で自動計測。
寸法検査(内径、外径、高さ)、外観検査(胴体、端面)の5項目を検査。
完全自動化されたマシニングセンター出口で加工済みワークを横取りし、1個ずつ画像検査することで、いち早く連続した不良品を検出し加工停止・アラーム作動させ、大量の不良品発生を防止します。
約100項目と検査項目が多いエアコンの欠品検査の70%を自動化。人が検査する項目を減らし、確実性を上げます。
部品の色、形、大きさ、位置などで必要な部品が不足していないかを自動検査します。
スナップリングの寸法検査装置。
精度±0.05mm、タクト0.8秒、ワークの種類100種類以上、50個単位で自動結束、ベルトに製造番号印字までを9軸ロボットで行います。
精度の高い自動マーキング装置。
カメラでワークの位置を確認するため、限りなくマーキングロスを減らします。
電子基板のICの足、ドリルの刃先、コネクタのピンなど、段差があり同時にフォーカスが合わない部分は多数枚の画像撮影が必要です。多数枚の画像からフォーカスの合う部分だけを合成することで全体にフォーカスが合った1枚の合成画像が作成できます。撮影は無人自動で行い、合成画像のチェックをあとで検査員が行うようにすれば検査時間の削減が可能です。
直線の光を照射し、物体表面の3次元形状の測定が行えます。
一瞬で測定でき、取り扱いが簡単なので現場での測定確認に最適です。
μm(ミクロン)単位の測定も可能です。