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なぜ画像検査(外観検査・寸法検査)の自動化がうまくいかないのか?

今や製造業も「品質」「スピード」を求められる時代。
あなたの会社は検査についてどのように取り組まれていますか?

実際のところ
不良品がでないのであれば
検査なんかしたくないんだよ。

そんな声が聞こえてきそうです。

たしかに製造上不良品がでなければ検査なんてしなくていいです。
しかし、現実問題、そうはいきません。

  • 1、検査なしで製品を納入していた
  • 2、納入先のお客様に「品質が悪い」とクレームになった
  • 3、仕方なく人海戦術で検査をすることにした

これでは長期ビジョンがありません。
不良品が出てしまうから、
検査をしなければいけない。

こういった後ろ向きな考えで検査体制をつくろうとしてもうまくいくはずがないのです。

あなたの会社は
検査について真剣に考えたことありますか?

製造工程で不良品がゼロにならないなら、検査するしかない。
大量生産部品であればあるほど、自動化しなければならない。

この2点をしっかりと認識することから、外観検査や、寸法検査ははじまります。

  • 人間の目視による検査のため、NG品流出がたびたび起こる
  • 検査工数が年々増えている
  • 検査員が数10人以上になっている
  • 既製の検査装置の導入を決めたが、設定がうまくいかない
  • 誤検出が多い(30%以上など)
  • 処理速度(タクト)が遅い
  • 導入時の設定がむずかしい
  • 自動検査を検討したが既製の画像検査装置では対応ができないと言われた

すべてを自動化することが理想ですが、
費用的にも、技術的にも実現するのは難しい

そこでアクティブでは、「人間」「検査装置」それぞれの
得意分野をうまく共存させ、
より効率のよい検査体制を作ることを推奨いたします。

「人間」と「検査装置」の得意分野を共存させるとは?

まず、「人間」と「検査装置」の得意分野、不得意分野を考えます。

人間。それは「目」でみて「脳」で検査を行います。
特に「脳」は認識能力が高く、大変優秀で、応用も利きます。
チェック項目さえしっかりとしたフォーマットを用意しておけば、かなりの精度で不良品を見つけ出すことができるでしょう。
1人で処理できる量はさほど多くありませんが、それこそ人数でカバーする人海戦術が使えます。

しかし、人間は、長時間同じ作業を続けるということが得意ではありません
そのため休憩をとらなくては集中力がもちません。
休憩をとっていたとしても、一日中おなじ作業ばかりしていると、ついぽかミスをしてしまうなんて事もあるでしょう。

では「検査装置」はどうでしょうか?
検査装置。それは「装置」と「プログラム」ですが、要は「機械」です。

「機械」が得意なことは少なく、残念ながら応用も利きません。
ただ単調に指示したことをひたすら続けるということが得意です。
想定内のものなら人間のようにぽかミスをすることも、ありません。
休憩など必要ありませんし、検査内容によっては処理スピードは人間の何十倍、何百倍にもなります。

いかがでしょうか?
「人間」と「検査装置」は得意分野が大きく異なりますね。

このことから、品質を保つため、外観検査、寸法検査は
人間と検査装置がコラボレーションすることで、
より効率よく品質をあげることができるのです。

自動検査装置 導入のポイント
ポイント1 検査すべてを自動化できない 機械が得意なものだけ自動化する
ポイント2 人と機械のコラボレーションが成功のカギ 人が得意なところは人に任せる
(機械が苦手なところ)
ポイント3 想定内NGモードの流出は ゼロ
(人ではいつ、何が流出するかはわからない)
想定外NGモードは1回は流出するが
対策すれば以後は流出しない

画像による自動検査装置の2大要素

「検査装置」の中でも画像による自動検査装置を導入するにあたり、知っておきたいポイントは大きく2点あります。
「搬送系(メカ&プログラム)」と、「画像処理プログラム」です。

搬送系/画像処理プログラム

検査装置は「検査対象物を検査位置へ搬送する動き」と「画像処理プログラムの精度」によって大きく差がでます。
アクティブでは搬送系、画像処理プログラムをカスタマイズするため、精度の高い自動検査ができます。

ここで大切なことがもう一つ。
初期導入時に精度の高い自動検査を行うためには、「どれだけ多くの不良品データ」を入手し、プログラムに組み込むか。にかかってきます。

目視検査で発見した不良品(NG品)は捨てないでください!!

今、お持ちの不良品(NG品)はできるだけ多く保存をお願いいたします。
そのNG品を元に検査装置導入時に検証を行います。
この時点で「どれだけの種類の不良品のデータを入手できるか」が、導入初期時における検査装置の精度を大きく左右します。

フルカスタマイズ画像検査装置(アクティブ製)と汎用画像検査装置の違い

株式会社アクティブの画像検査装置はフルカスタマイズです。
汎用検査装置との比較では、価格、納期では若干劣りますが、その他の面では優位性を持っています。

株式会社アクティブの画像検査装置

納期は標準4ヶ月かかるため汎用の画像検査装置にはかないません。
価格は高いように見えますが、搬送系を含めた装置なので、トータルとしては割安になるケースもあります。

比較表

オーダー画像検査装置は、オリジナル(手作り)の装置とプログラムなので試運転時にプログラムを微調整することができるのも大きな特徴です。 量産品(月産10万個超)で、製品寿命が長い製品の品質検査でお困りの方。

そのまま人海戦術で検査を行うのか、
一部自動化をするほうがいいのか。
一度真剣に考えてみませんか?

お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
御社が今、抱えている問題をお伺いし、ご提案をさせていただきます。

お問い合わせ

自動検査装置 例

アクティブでは以下のような自動検査装置を導入し、製造業の皆様のお手伝いをさせていただいております。
これらの製品はすべて御社の製品・部品に合わせカスタマイズをすることで、より精度が高い検査装置として導入していただいております。

「自社の製品は特殊なので目視検査を自動化することは無理だ」と、
あきらめず、まずはお気軽にお問い合わせください。

→お問い合わせはこちらから

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御社の部品に合わせて特注対応いたします。

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